(2020年1月追記
現在は、拠点を東村から中城村という中部に移ったため、馬とのかかわりは仲間にバタンタッチしました。
自分が、本気で動物さんと向き合えるか…
また色んな経験の中で見つめている最中です。
ここに書かれている記事は、
過去の大切な気持ちとして遺します。)
現在、東村の有銘(ありめ)という部落の中にある
「つよファーム内の“やんばる馬広場”」
にて、与那国馬の親子2頭と穏やかで素敵な時間を持たせていただいています🌻 ☺️
*馬と私の出逢い*
馬との出会いは東村に移住してからすぐのことでした。
東村にもともと住んでいた友人(以下、たまちゃん)がこの馬たちを飼っており、たまちゃんの出産に合わせて、馬たちのお世話をお手伝いとして始めたのが2年半前。
(2020年1月追記 2018年8月時点)
今は基本的に週3日程の朝の餌あげや触れ合い等と、不定期で1〜2ヶ月に1度、たまちゃんから馬との関わりを教えてもらいながら、馬たちと私たち人間とが一緒に遊べるような練習をしています。
私はこれまで、動物はほとんどダメ。動物は怖いものだったので、動物園も行けないし、近所の猫や犬もほどんど触れない人でした。(イルカとジンベイザメは大好きです🐬)
初めての馬との関わり。初めは怖くて、触るのもおっかなびっくり、腰が引けていました。それでも、私にとって馬は相通じるものがあって、とても穏やかで、ほっとする存在だったのです。
心での「会話」をしあえるすごく懐かしい存在☺️
(前世はおうまさんだったかな??笑)
飼い主であるたまちゃんはとっても素敵な人で、HSPで自閉症気質な私に対しての温かく愛のある理解と、様々な経験から彼女が考える馬たちとの関わり方があり、私にとってはとても穏やかに、無理なく一歩一歩、馬たちとの時間を一緒に創っていってくださいました。
妹のまりさんとお母さん馬さん(ソンマ)
今は、怖がる必要もなくなり、むしろ馬たちの方がとっても怖がりです。
お互いが無理なく、馬たちにとってストレスのない方法を試行錯誤して、お互いの距離を縮め、一緒に遊べることを増やしていっています。
*心の友だち、ハリーさん*
この2年半の中での最初の1年ほど、今いる与那国馬以外にももう一頭、大きなサイズの馬のお世話もさせていただきました✨
その馬(以下、ハリーさん)が初めてのうまで本当に良かったと今はさらに強く思っています。彼は私を大きく大きく成長させてくれました。
2016年2月 ハリーさんと私❤️(大好きなので、この写真見るだけで嬉しい〜)
ハリーさんは、大きな優しさを持っている馬でした。
ハリーさんはアングロアラブという品種です。彼に乗ると目線は2階くらい。私が彼に出会った時、彼はすでに人に慣れ、調教もされて来た馬だったので、私の方の練習に付き合ってくれていたように思います。
人が大好きで、どんなことがあっても暴れないし、受け入れるハリーさん。
馬はサボりたい方たちなので、時々わがままをします。その時に「強く伝える(叱る)」ことが必要なこともあるのですが、これがなかなか難しかった(*´-`) (今も訓練中)私の方がごめんなさいという気持ちになってしまうのでした。w
何度もなんども繰り返し、調馬策や乗馬も練習しました。
時には反抗し、私を試すこともたくさんありましたが、ハリーさんのおかげで、馬に対しての考え方・関わり方が構築でき、馬と共に暮らす日常が私の中に訪れたのです✨
最近の馬との関わりの変化で、ハリーさんがどんな馬だったのか、私にしてくれた多くのことを今だから感じられ、理解できることがあります。とにかく優しい馬であったため、馬との関係を優しさから知っていくことができました。
彼が遠くに行ってしまうことが急に決まったときはたくさんたくさん泣きました。とってもとっても大好きだったので、寂しかったです😢
いつも寄り添ってくれたハリーさん。車で餌をあげに行くといつも鳴いて、出迎えてくれました。心と心の会話もたくさんしてくれました。言葉ではない、愛情にとてもとても包まれていた日々。今でも心から感謝と愛が溢れます❤️
彼からもらったたくさんの愛や馬と共にいるという学びを、今いる2頭とも一歩ずつ丁寧に歩んでいこうと思い、楽しく過ごしています。
*与那国馬、2頭のご紹介*
左がお母さん馬(ソンマ) 右が息子(ラー太)
親子馬のこの2頭とも少しずつ練習をしてきました。ラー太の方は、人懐っこさがあり、最初から寄ってきてくれていたのですが、ソンマさんはとにかく怖がっていて、最初は近づくことも出来なかったのです。
ソンマさんの怖さは以前に飼われていた時の記憶で怖かったことがあるため、慎重に丁寧に本当に少しずつ、自然な形で近づけるように続けてきました。
ソンマさんに近づけてきたのは、彼女がとっても食いしん坊だったおかげ!🍽w
これはとってもラッキーでした!怖がっていたとしても、餌にはついてくるし、食べることには夢中になるため、その間に近づいたり、触ったり、様々なことを試してみることができているのです🤗
最初は手の平をパーに広げて近づけることも怖がっていたので、軽く握って顔の前に近づけ、ソンマさんから近づいてくるのを待ちました(餌をあげる前だと餌かな?と思って近づいてくるのです)。
このことだけでも毎回続けると、そのうち手の匂いを嗅ぐようになりました。それから、更に体を触る練習など、いろんなことを重ねてきました。
その結果、だいぶ人に慣れてきて、去年の夏に初めて手から餌を食べてくれるようになりました!!
この感動は一生ものです🌟
(うま、馬〜〜😋 w)嬉しい〜〜❣️
先日、お母さん馬のソンマさんが、初めて背中に乗せてくれました❤️できなかったことができていくことは本当に感動だし、馬たちに感謝です。
(左:たまちゃん 右:私とソンマさん)
たまちゃんから教わった大切な一つ
「馬も人とたくさん出会うことで成長する。」
とても敏感な彼らは映し鏡のように「私」を見せてくれます。
そして、私たちと出会う事で、彼らも成長していくことを知っていっています。
(このサイトもオススメです。)
馬たちは昔、私たちの暮らしに欠かせない大切なパートナーでした。暮らしの中での自然な触れ合いを一緒に体験いただけるよう、日々コツコツと経験を積み重ねていきます。
入り口はトトロの森に入っていくような木のトンネル♪